子どもの頃読んだ懐かしの絵本たち〈佐藤さとる・村上勉シリーズ〉

小学生のころ、学校の図書館で偶然見つけて以来、佐藤さとる 作・村上勉 絵の絵本にハマりました。

最初に読んだのは確かこれです。

つくえのうえのうんどうかい

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机の上に並べられた人形たちが夜になると動き出し、「つくえのうえ小学校」の授業が始まるという「トイストーリー」の世界のお話です。

引っ込み思案で、みんなとなかなか仲良くなれない新入生の「セルロイドのかっぱ君」。

自分より後から入学してきた「不格好な粘土のタヌキ君」がみんなとすぐ打ち解けているのを見てもやもやするところから話が展開していきます。

子どもの頃とても人見知りだった私はかっぱ君に共感しまくってました。

この本の後、佐藤さとるさん・村上勉さんコンビの本を探して読みまくりました。

おおきなきがほしい

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読んだ時、自分の「夢の秘密基地」がそっくりそのまま描かれている事に驚きました。

子どもの頃って誰しも「隠れ家」や「秘密基地」に憧れますよね。このお話に出てくる木はまさにそんな感じでした。

木の上の小屋にキッチンがあって、ホットケーキを焼くことができるんですよ。

村上勉さんの挿絵にはどれも魅力的なディテールが書き込まれています。

例えば壁に飾られた絵や棚のぬいぐるみはひとつひとつ面白い表情や形をしていて、細部まで目が離せません。

お話にも「珍しいものを集める事が好きな小鳥が入ってきてビー玉やボタンやえんぴつを持って行ってしまう」なんて、うきうきするエピソードも盛り込まれていて想像が膨らむ・・・

娘がもう少し大きくなったら絶対読み聞かせたい。

こういう絵本って、子どもの頃はただ面白いと思って読んでいたのに、今読むとじわっと泣けて困ります。

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