自分が信用できない
朝、スマホの充電が少ない事に気がついた。
家を出るまでの30分間だけでも充電しよう。
充電コードに繋ぐと、スマホを忘れて出かけがちな私。忘れっぽさに自覚はある。
何度もやらかしているから、対策は打ちますよ。
出発時間の5分前にアラームをセット。
家を出て15分後、スマホを忘れた事に気づく。
この日はたまたま朝の準備が捗ったため、早く出て郵便局に立ち寄る事にしたのだった。
アラームが鳴る随分前に家を出てしまった。
いつも朝は時間ギリギリなのに、何故この日に限って早く出たのか。
対策をとったのに、それをすり抜ける私の忘却力。
自分に絶望。今日はスマホなしで過ごすしかない。

気持ちを切り替えて、郵便局へ。
郵便局へは、娘のゆうちょ口座の住所変更をしに行った。
実は前日にも郵便局へ行ったが、住所変更には登録印が必要で、持参したハンコは登録のものと違って受け付けられなかった経緯がある。
今日は別のハンコを持っての再チャレンジだった。
今日のハンコには私の手書き文字で書かれた「娘の名前+ゆうちょ」のシールが貼られているからこれに間違いない。
それなのに、これも登録印ではないと言われた。
どういうこと?私は何のためにこのシール貼った??
娘の口座を作ったのは娘が0歳の頃。
忘れっぽい自分のために、登録印が判るようにシールを貼ったであろう、7年前の私。
私はこの頃からボケていたという事?
自分の事が信じられない。