余市の浜中海岸でビーチコーミング
連休中日の昨日は札幌から車で1時間半くらいの余市までビーチコーミングに出かけました。
浜中海岸は、昨年北海道博物館で見た漂流物展(その時の様子はこちら→北海道博物館の漂着物展へ行ってきました)で紹介されていた「北海道ビーチコーミングおすすめ5選」の一つです。
余市の海はまだこんな感じで雪がたくさん残っています。でもこの汚れた雪の色は春が来た証拠ですね。
今年初のビーチコーミングは晴天に恵まれ(というか晴天だから行きました)、暖かくて、浜に長居できる気持ちのいい日でした。
ただ、拾うものが何もない・・・。あるのは海藻や小さく割れた貝殻ばかり。
それでもしゃがみこんでじーっと見ていると、いくつか発見はありました。
こどもぎんこうの1円玉↓
謎のプニプニ玉↓
別の個体の裏面
このブドウみたいな丸いものは浜にいくつもあって、気になったので調べると海藻の一種「フクロノリ」でした。
キシリトールガムにはこのフクロノリから抽出した「フノラン」が含まれているらしいです。ふ〜〜ん。
娘も一生懸命探してくれましたが、拾って来てくれるのは白い貝の破片ばかり。
この日持って帰ったのはシーグラス8個だけとなりました。
北海道の海はほんとにシーグラスが少ないです。
知らないだけで道内にもたくさん拾える浜もあるのかな?
本州でビーチコーミングしてる人のインスタには、丸く角が取れたきれいなシーグラスが山ほど採れた写真がアップされているのにな。
シーグラスって貝殻みたいに自然に増えていくものではないし、そのうち絶滅してしまうんではないだろうか。
海岸からガラスの破片が消えるのは良いことのような、ちょっと寂しいような。
砂浜に割れたばかりのガラスが落ちてるとゾッとして腹が立つのに、丸いシーグラスは愛でてしまうんですよね。
成型されるのに年月がかかるものだし、自然の中で育てたくても危険な種を撒くわけにもいかないし。
今拾えるシーグラスはいつ海に落ちたものなんだろうな?