廃線の駅「愛冠」で夏季限定・1日限定18食のうどんを食べた!優しいうどん店「赤虎」

お盆休みの道東車中泊旅中のお話です。

家族3人の車中泊旅は行き当たりばったり、成り行き任せで立ち寄り先や宿泊先を決定しています。

この日はお昼頃に足寄(あしょろ)付近を通るということで、googleでランチスポットを検索…。

なにやらおもしろそうなうどん屋さんを発見しました。

夏の間だけ、1日限定30食提供しているうどん屋さん「赤虎」

お店は2006年に廃線となった「ふるさと銀河線」の「愛冠(あいかっぷ)」駅舎で、6月から9月末までの営業。かけうどんはなんと300円!

行ってみるしかないでしょう!でも1日限定18食…幻のうどん!!間に合うかな?立ち寄る予定の道の駅を後回しにして行きました。

12時半頃到着すると、残り1食ありました!

やったあー!一杯のかけそば状態(古…)でも嬉しいな!!

やさしい店主さん

小さい子どもと3人連れだと話すと、うどんの切れ端の部分でよかったらサービスでもう1杯分作れるとオファーをいただきました。超あたたかい心遣い。

店主のおじさんは雪印メグミルクを定年退職した後、故郷である愛冠で「赤虎」を始められたそうです。一人でお店をきりもりされています。

(※曇り空で写真が暗いのが残念・・・)

プラットホームが休憩所

うどんができるまでは店舗(駅舎)裏のプラットホームだった場所で待つことができます。

白線・点字ブロックなど駅の面影をそのまま残したホームにベンチやハンモックが設置されていて、自由に過ごすことが出来ます。

線路が引かれていたであろう場所からプラットホームを見た図。線路跡もうっすら残っていますね。このお店って、鉄道、廃線マニアの人には堪らないロケーションなのでは?

プラットホームから駅舎を見るとこんな感じです。花と野菜?を植えた小さな畑があります。家みたい。

うどんができる頃、店主のおじさんが「もうすぐできるよ〜」って感じで声をかけてくれます。親戚の家に来てる感!わくわく!!

お待ちかねのうどん

どどーーん!

おお〜〜。おもしろい器に入ってますね。ひな祭りを連想してしまいました。野菜かき揚げの天ぷらがのってます。

麺に寄って撮ってみました。極太の手打ち麺です。(この写真、切れ端の麺の方だったかも・・・正規版の方を撮ればよかった、ごめんなさい店主のおじさん。でも美味しそうです!)

お出汁には醤油が入ってなくて、テーブルの上の「かえし」、三升漬、ねぎ、しそを自分で加えて調味して食べます。

出汁だけの状態で飲んでも美味しい〜。

北海道産の小麦で手打ちされたうどんは、今まで食べたどのうどんよりもコシがありました。優しいだしの味とお店の雰囲気とあいまって最高に美味しかったです。

店内(何度も言いますが、駅舎)からプラットホームを見た図。

善意で出してもらった切れ端のうどんにもキッチリかき揚げが乗っていました。親切すぎるでしょ!ありがとうございました。とてもおいしかったです!

うどん屋「赤虎」は帯広の北東、足寄にあります。「道の駅 あしょろ銀河ホール21」から車で10分、「道の駅 足寄湖」からは20分ほどの距離なので、足寄の道の駅めぐりの際はぜひ立ち寄ってみてください。

2017年は9月30日までの営業で、11:30~14:00。水・木曜日定休ということです。

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