タクシーでテンションが上がる3歳7ヶ月の無邪気さ
昨年末、家族3人で忘年会しました。
会場は家から車で5分程度の居酒屋です。この日は私もお酒を飲みたかったので、タクシーで出かけることにしました。
娘はほとんどタクシーに乗ったことがなかったので大はしゃぎでした
タクシーの何が楽しいって、チャイルドシートではなく普通の座席に座れる事でしょうね。
テンションが上がりまくった娘はおしゃべりが止まりませんでした。
「前もタクシーに乗ったよ!」「(ベルトしてないから)ここに掴まっとくね!」「がたがた道だね!」「(ドライブレコーダーの光を指して)青く光ってる!」
小学生くらいからかな?「恥」の感情が発達して?テンションが上がってる姿を見せるのは恥ずかしいって感情が芽生えますよね。
テンション上がってるのを悟られないよう平静を装うみたいな。
私は小学生の頃に教室でテレビをつけてテンション上がった男子に対して「(テレビごときではしゃいで)家にテレビないの?」と冷たく言い放ったクラスメイトの言葉がトラウマで、それ以降は平常心を装う子どもになり、テンションが上がっているのが丸見えの人を恥ずかしいと感じるようになりました。
思春期の頃には憧れの先輩のテンション上がってる姿ってかっこ悪くて見たくない。と思っていたなぁ。
いいおばちゃんになった今ではそんな恥心とっくに無くしていますが。
そんな私。娘がタクシーでテンション上がりまくってる姿がかわいくてかわいくて、猛烈に愛おしく感じました。こんな感情ってあるんだな。
娘もいつか誰かに純真な気持ちを傷つけられないか心配。高齢母はなんでも心配し過ぎか。
さて、食事が終わり、食べ過ぎたので帰りはタクシーに乗らずに歩いて帰ることにしました。
Googleによると1.6キロ。娘には長い距離です。
途中から絶対だっこになるだろうと予想しましたが、自力で歩ききる事ができました。しかも旦那と競争しながら帰ったのでほぼ駆け足です。
(↑これは別の日の写真)
何度も雪道で転びましたがすぐ立ち上がり、ゴムで繋がった手袋を振り回しながらキャッキャキャッキャと大はしゃぎで楽しそうに完走しました。
私は娘と旦那が楽しそうに走る後ろ姿を眺めつつ歩き、信号で追いついて・・・を繰り返して帰途につきました。
心にじんとくる、思い出深い忘年会道中になりました。