出雲大社と砂と、稲佐の浜ビーチコーミング〈2019GW旅記録5〉
旅中、島根県の出雲大社へ行って来ました。
出雲大社ではご利益のあるお砂をいただいてきましたよ。
お砂をいただくにはちょっとした手順があり、その工程がとても楽しかったので紹介します♪
まずは出雲大社から西へ約800メートルの稲佐の浜へ
こちらの浜で砂を集めて、出雲大社の砂と交換することがお砂をいただく条件なんです。
この大きな岩「弁天島」の周りで砂を集めました。
普通のビニール袋に入れて良いみたいです。甲子園みたいに集めました。
弁天島の少し南の浜でビーチコーミングもしましたよ。
波打ち際から少し離れた水たまりみたいなところに桜貝がたくさんありました。
桜貝って拾ったの初めてです。実在するんだ…。
薄すぎて、持ち帰る過程でいくつも割ってしまいました。こんな繊細な貝、どうやって生きてるんだろう。
その他、立派な「ヒラタブンブク」も落ちてました。
↓裏面
骨みたいでちょっと怖くて置いて来ました。なんなんだこの模様…。
脱線が長くなりましたが。
いざ出雲大社へ
まずは本殿にお参りし、次に有名な神楽殿の大注連縄(大しめ縄)を拝みに。
やっぱ大迫力
これはパワーあるに違いない。
切り口も大きい!
そして遂に…
「素鵞社(そがのやしろ)」へお砂をいただきに
「御砂」を持ち帰ることができる御社はどこですか?
瑞垣の外、御本殿後方の八雲山裾に鎮座の「素鵞社(そがのやしろ)」です。この御社殿の床縁下の御砂をいただき帰って御守としたり、また屋敷の土地、あるいは田畑に撒き清めて神様のご加護をいただくという信仰が古くからあります。
これは、ただいただいて帰るだけではいけません。まず、日本海に臨む稲佐の浜(出雲大社より西へ約800メートル)の浜辺の砂を掻き採って素鵞社をお参りし、稲佐の浜で搔き採ってきたその砂を床縁下に置き供え、そして、従来からある御砂をいただいて帰るというものです。
素鵞社は本殿の裏側にあります。
床下にある木箱に砂を納め、元からあったお砂をいただきます。全てセルフサービスです。
素鵞社前にはお砂を求める長蛇の列でしたが、場を仕切る人もいないのに皆行儀よく順番・手順を守っていました。こういうのいいな。
いただいたお砂は帰宅後家の四隅に納めました。
お砂をいただくまでの工程が、俗な表現ですが「オリエンテーリング」みたいな楽しさがあります。
家族3人で遠く島根まで行って、海で遊んで、神社までの道をたくさん歩いて、特別な思い出になりました。
この工程がお砂のパワーを倍増しそうです。
また行きたいな。