新日本海フェリー「あかしあ」で小樽←→舞鶴 子連れ旅〈2019GW旅記録1〉

10連休のゴールデンウィークはフェリーで故郷の京都へ帰省してきました。

小樽ー舞鶴間の所要時間は約21時間!ほぼ丸一日ですよ。

長距離フェリーへ乗るのは家族全員初めてでした。なかなか楽しい旅路でしたよ!

これからフェリー旅を考えている方へ、フェリーの魅力を紹介したいと思います。

新日本海フェリー「あかしあ」

新日本海フェリー あかしあ はまなす

「あかしあ」は北海道の小樽と京都の舞鶴を結ぶ長距離フェリーの名称です。同型に「はまなす」があり、毎日1便ずつ、小樽と舞鶴から出航しています。

「あかしあ」「はまなす」とも、夜出発、夜着です。

金曜日仕事を終えてから出発!

北行き
舞鶴 23:50発→
小樽 翌日20:45着

南行き
小樽 23:30発→
舞鶴 翌日21:15着
(※2019年5月現在。正しい情報は公式サイトでご確認ください)

 

新日本海フェリー あかしあ はまなす

フェリーターミナルにはこんな表示がありました。波はまずまず穏やからしい。よかった。

乗船時はドライバーのみ車と一緒に乗船、同乗者は車とは別の入り口から徒歩で乗り込みます。

船が出発すると、車に物を取りに戻ることはできません。

新日本海フェリー あかしあ はまなす

3階が車両置き場、4階が相部屋、5階が一般個室、6階が豪華個室って感じですね。

お部屋はどんな感じ?

「あかしあ」には雑魚寝スタイルの部屋はありません。必ず部屋を押さえる必要があり、一番安い部屋が2段ベッドの相部屋スタイル「ツーリストA」になります。

小学校就学前の幼児は大人1名につき1名無料。

私たちは行きは「ツーリストA」帰りは個室の「ステートルームB和室」を予約していました。

「ツーリストA」

2段ベッドの相部屋スタイルです。

ツーリストA 新日本海フェリー あかしあ はまなす

↑二段ベッドの上の段

ツーリストA 新日本海フェリー あかしあ はまなす

↑下の段(部屋の端の席)

梯子を使って登る一般的な二段ベッドではなく、上の人、下の人と顔を合わせずに過ごせる進化系の二段ベッドでした。

部屋の一番奥のベッドを確保すると、半個室的スペースが確保できてお得!(ベッドの位置は予約時に選べます。)

各ベッドには蛍光灯と、コンセントの差込口がありました。充電できるって素晴らしい。鍵はかかりませんがベッド横に荷物置き場もあります。

カーテンを閉めると個室感覚になりますが、夜締め切って寝たら暑かった!寝巻きは半袖を用意した方が良いかもです。

私は「ツーリストA」の女性専用の部屋をとっていたので旦那とは別の部屋になりましたが、男女混合部屋にも女性や子連れはたくさんいたので、女性専用を選ぶ必要はなかったと感じました。

ステートルーム B 和室

帰りは個室を予約していました。

「ステートルームB」は個室の中では一番リーズナブルなお部屋です。和室の他に同価格でベッド付きの洋室スタイル「ツイン」もあります。

ステートルームB 和室 新日本海フェリー あかしあ はまなす

ステートルームB 和室 新日本海フェリー あかしあ はまなす

ステートルームB 和室 新日本海フェリー あかしあ はまなす

3畳の狭いスペースですが、畳の上でくつろげるし洗面台がついてるし、調整可能なエアコンもついてるし、ポットもあるし超楽でした!

(その他テレビ、ハンガー5〜6本、ガウン、フェイスタオル、スリッパ、茶器セット、ハンドソープ、ティッシュ、歯ブラシ付き)

子連れにはやっぱり個室が気楽でいいな。

ステートルームB 和室 新日本海フェリー あかしあ はまなす

窓(開閉不可)はありますが、目の前に救命ボート(?)があって視界はいまいちです。同グレードの部屋で視界が良い部屋もあるのかな?

ツーリストA 11,200円
ステートルームB  21,490円

なので、相部屋とは約1万円の差ですね。

ちなみに車は36,700円(1人分のツーリストA運賃を含む)でした。

(料金は時期と車のサイズによって変わり、別途往復割引もあります。)

船内の様子

廊下の左右に部屋がぎっしり。2段ベッドの部屋には扉がありません。

新日本海フェリー あかしあ はまなす

新日本海フェリー あかしあ はまなす

中央のホールはちょっと豪華な感じの吹き抜け

新日本海フェリー あかしあ はまなす

甲板へ続くドアは往復とも常時閉鎖されていました。開いてることあるの?

新日本海フェリー あかしあ はまなす

外へ出られるのは船後方のオープンデッキのみでした。天気がいいと気持ちいい!

新日本海フェリー あかしあ はまなす

ここから海に沈む夕日を眺めました。

新日本海フェリー あかしあ はまなす

「チルドレンルーム」。超狭いキッズスペースです。

新日本海フェリー あかしあ はまなす

1航海2本の映画が上映されるコンファレンスルーム

 

船内にある大浴場はずっとオープンしているわけではなく、夜間と降船前の数時間は入れなくなります。

乗船後は北行き1時まで、南行き0時半まで大浴場が解放されているので、寝る前に入浴したい場合は乗船後すぐ入浴となります。結構混んでました。

翌日は朝8時から18時まで入浴できます。

返却式のコインロッカーがあり、ボディーソープとリンスインシャンプー付きでした。

航海中の食事について

船内には「レストラン」「カフェ」「グリル」があります。

「レストラン」メニューはこちら↓

レストランメニュー 新日本海フェリー あかしあ はまなす

カレー700円。普通な価格ですね。味も普通でした。

「グリル」はコース料理を食べる感じのちょっと高級なレストランでした。

船内の売店は親切価格

新日本海フェリー あかしあ はまなす

ポテチ140円、どん兵衛180円なり。お酒も売ってます。

新日本海フェリー あかしあ はまなす

飲み物の自販機も普通の値段で、セブンティーンアイスは140円。たこ焼きやポテトが買えるホットスナックの自販機は往復共に故障中でした。

船内ではカップ麺を食べている人多し。あちこちにある給湯室の熱湯を利用して、カフェやオープンデッキで食べることができます。個室だと室内にポットがあるので便利です。

帰りは乗船前にスーパーで総菜やおにぎり、パン、ラーメンなどを買い込んで乗り込みました。「ツーリストA」と「ステートルームB」には冷蔵庫がないのでクーラーボックスがあると便利です。

コーヒー好きな人にはドリップ式のコーヒーも持ち込みにお勧めです!

 

その他もろもろと、まとめ

大きい船なので基本的にはあまり揺れませんが、少しゆらっと揺れてるなって時はありました。
船内の売店に酔い止めを買いに来ている人がいたので、酔う人もいたんだと思います。
私は船を降りてからの方が頭がフラフラしています。軽い下船病ってやつかな?

トイレは概ねきれいで、たくさんあるので混み合うことはありませんでした。

航海中はほとんどの期間電波が届かなくなるので携帯が使えません。wifiあればいいのにな。動画など事前にダウンロードしていくことをお勧めします。

飛行機代と比べて安いわけではないフェリー旅ですが、時間に余裕があればまたやってみたい!東北へも行ってみたいし、太平洋航路で名古屋へいくのも良いな。

でのもう若くないので、次回は往復個室が良いかな…。

舞鶴についてからの旅についてはぼちぼち更新していきたいと思います。

明日から仕事だ〜。

※この記事の情報は全て2019年5月現在のものです。正しい情報は公式サイトでご確認ください。

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